4月26日,広坂の旧石川近代文学館がリニューアルオープンするにあたり,記念式がとり行われました。
晴れ渡り,爽やかな風が吹く戸外で行われた式典は,金沢大学フィルハーモニー管弦楽団の弦楽四重奏で幕を開け,本学からは,中村信一学長が来賓として祝辞を述べました。祝辞のなかで,かつては旧制第四高等学校の校舎であり,金沢大学理学部であった建物が,四高の精神を伝えるとともに,今後,大学コンソーシアム石川の授業の場としても利用されることにより,再び若者の新たな学びの場となることへの祝意を示しました。
午後からは,石川四高記念館ゾーンの多目的利用室で,金沢大学附属図書館と石川四高記念文化交流館主催の京都大学松田清教授による記念講演会『近代教育掛図からみた明治文明交流史』が開催されました。会場は,四高,金沢大学OBを含む市民など,58名の聴衆で満員となりました。