第59回金沢大学暁烏記念式・記念講演会を開催

附属図書館において金沢大学暁烏記念式・記念講演会が開催されました。記念式は金沢大学の創設に際し，明治から昭和期にかけて我が国の仏教界・思想界に大きな影響を与えた暁烏敏（1877-1954）師が，蔵書五万冊余りを寄贈されたことを記念し毎年開催しています。

今年で59回目となる記念式では，櫻井副学長，柴田附属図書館長らの式辞のあと，来賓として暁烏家当主の暁烏照夫氏から挨拶がありました。

記念式に引き続き，本学人間社会学域国際学類，D.K.アンドリューズ准教授による『アメリカ人の見た日本の宗教：地の果てへの旅』と題する記念講演が行われ，会場となった中央図書館AV室は学内外から80名の出席があり満席となりました。

また，当日会場となった中央図書館では，暁烏敏師縁の品や師が外遊した折に買い求めた図書の一部も展示され，参加者たちの興味を惹いていました。