2月18日,19日の2日間にわたり,法学類公認サークルの金沢大学模擬裁判会(もぎさい)は,金沢市内で,裁判劇「桃太郎強盗裁判」の公演を開催し,小学生から大人まで,両日合わせて約50名が参加しました。
もぎさいは,オープンキャンパスで上演している模擬裁判劇と同様に,実際の裁判をリアルに再現する模擬裁判劇の外部公演を毎年この時期に開催しています。今回は,今までと大きく趣向を変え,昔話「桃太郎」をモチーフとし,鬼から財宝を取り返した桃太郎が強盗の罪で起訴され,裁判にかけられるというストーリーを学生自らが考えました。普段何げなく読んでいた昔話を裁判の題材にすることで,裁判の手続の中でどのようなことが行われているのかを子どもたちにも理解してもらうことが狙いです。
参加者からは,好意的な感想とともに「難しかった」という率直な意見が寄せられ,もぎさいの学生らにとって,活動の幅を広げるための足掛かりとなりました。