3月19日,石川県能登町で,本学と能登町が共同記者会見を開き,同町に能登海洋教育研究施設(仮称)を整備することを発表しました。
同施設は,本学と能登町が連携して,同町が所有する旧九十九湾グランドホテルの建物を改修・整備するもの。本学が平成30年度に新設を予定している理工学域生命理工学類海洋生物資源コース(仮称)で石川県の地域特性を生かした海洋生物資源に関する教育研究を行うに当たり,教員や学生の拠点として活用することを予定しています。
会見では,山崎光悦学長が「水産資源が豊富な能登町は,研究拠点として最適であり,水産に関する高度な知識・技術を持った研究者を輩出したい」と述べ,また,持木一茂町長からは「最先端の研究を漁業に生かし,町の発展につなげたい」と期待が述べられました。
今後,同施設の整備については,本学と能登町の間で協議しながら,基本設計を固めていくこととなります。