北陸地方で初!JICAと包括連携協力協定を締結

掲載日:2017-3-24
ニュース

3月21日,東京都内の独立行政法人 国際協力機構(JICA)本部において,本学はJICAと包括連携協力協定を締結しました。JICAとの同協定締結は,北陸地方では本学が初めてとなります。

本学は,「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」の理念のもと,国際貢献にも積極的に取り組んでおり,途上国からの留学生の受入れや教員の専門家としての現地活動等を通じ,JICAとの連携が年々深まっています。例えばフィリピンでは,JICAの草の根技術協力事業(※1)において,世界農業遺産(※2)である「イフガオの棚田」の持続的発展を担う現地体制を構築するために,本学が能登や佐渡の自治体などと協力し,人材育成や組織整備を支援しています。

本協定の締結により,国際協力において,本学の知見とネットワークが一層生かされるとともに,国際協力の現場を教育に活用することにもつながることが期待されます。

 

※1 草の根技術協力事業:
国際協力の意志を持つ日本のNGO,大学,地方自治体および公益法人等の団体による開発途上国の地域住民を対象とした協力活動を,JICAが促進,助長する事業

※2 世界農業遺産:
伝統的な農業と,それに関連する土地利用,技術,文化風習,風景,生物多様性の保全を目的に,世界的に重要な地域を国連食糧農業機関(FAO)が認定するもの。能登の里山里海,佐渡の里山が2011年に認定

【関連リンク】JICA Webサイトニュース「金沢大学と包括連携協力協定を締結:北陸地方初の協定により,大学の知見とネットワークを活かした国際協力を促進」

 

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