金沢大学は，独立行政法人国際協力機構（JICA）の草の根技術協力事業に採択された「グアテマラ共和国・ティカル国立公園への観光回廊における人材育成と組織化支援プロジェクト」を開始しました。
本プロジェクトは，世界遺産「ティカル国立公園」周辺コミュニティが，本世界遺産を活用した生活向上や環境維持のための活動を継続的に行える体制を作ることを目指し実施するもので，平成34年3月まで，ガイド研修やマーケティング支援，生態系保全などの活動を行うとともに，本学学生を海外インターンシップ生として派遣し，国際化教育との連携も図っていく予定です。
7月27日，角間キャンパスにおいて，本プログラムの開始式が行われ，本学から山崎光悦学長，人間社会研究域附属国際文化資源学研究センターの中村誠一教授が，JICA北陸から仁田知樹支部長が出席しました。
開始式では，山崎学長と仁田支部長が抱負を述べた後，6月に本学，JICAグアテマラ事務所，グアテマラ文化スポーツ省文化自然遺産副省の3者で取り交わした本プロジェクトに関する合意書が披露されました。
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