7月29日,金沢市内において,金沢大学グローバルサイエンスキャンパス(GSC)第4回公開ステージを開催し,石川県および長野県をはじめとする近隣県の高校生約20名が参加しました。金沢大学GSCは,高校生らを対象に将来グローバルに活躍しうる科学者・技術者の育成を目指す未来志向型の人材養成プログラムで,平成28年度から実施しているもの。
第4回公開ステージでは,理工研究域数物科学系の若槻聡准教授が「整数論とその広がり」,同研究域電子情報学系の柿川真紀子准教授が「生命の情報を読み取る~生命情報工学~」と題し講演しました。質疑応答では,参加者から人間を超えるコンピューター解析能力の実現の可能性や,生命情報研究への期待について質問があり,次世代を担う高校生の優れた知的好奇心をうかがい知ることができました。