10月8日,地域連携推進センターは,公開市民講座「古代を科学する!~技術革新が考古学にもたらすもの~」(全3回)を金沢大学サテライト・プラザで開講しました。この講座は,読売新聞東京本社北陸支社の協力を得て平成24年度から実施しているものです。
初回は,人間社会研究域歴史言語文化学系の中村慎一教授が,「中国稲作文明の起源と考古科学」と題して講演。中国で誕生した稲作文明とその遺跡を題材に,「考古科学」分野における最先端の分析技術やその手法について講演を行い,約60名の参加者らは熱心に耳を傾けていました。講演後には,参加者から当時の稲作技術や実際の分析精度などについて多くの質問が投げかけられ,活発な質疑応答が行われました。
次回以降の講座では,それぞれ「ヒトのDNA分析」「漆研究の科学分析」をテーマに講義を行います。
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