1月10日,文部科学省科学技術人材育成費補助金「テニュアトラック※普及・定着事業」の一環として,自然科学大講義棟大講義室でシンポジウムを開催しました。
中村信一学長の開会挨拶に続き,文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課の和田勝行人材政策推進室長が本事業の趣旨・概要について説明。次に山崎光悦理事(研究・国際担当)および大島正伸がん進展制御研究所長が本学における取組を紹介した後,「エルビウムドープ光ファイバ増幅器の実現と最近の光通信」と題し,中沢正隆東北大学国際高等研究教育機構長・東北大学電気通信研究機構長による特別講演が行われました。4名のテニュアトラック教員および共同研究者による研究成果発表では,大学院生・教職員を中心とした参加者が熱心に耳をかたむけていました。
※テニュアトラック制度: 公正で透明性の高い選考により採用された若手研究者が,審査を経てより安定的な職を得る前に,任期付の雇用形態で自立した研究者として経験を積むことができる仕組み。