11月23日,附属中学校において,平成29年度第65回教育研究発表会を開催しました。
国立教育政策研究所の研究指定を受けている附属中学校は,グローバル社会に柔軟に対応する人材の育成という観点から,昨年度までのESD研究において目を向けてきた汎用的な能力の育成と教科横断型カリキュラムを基軸とした伝統文化教育を,新しい時代の中等教育モデルとして提案しました。
当日は,国内外から,学校教員や大学研究職,出版関係者を中心に300名近い参加者を迎えて,研究概要の説明,授業実践の公開と授業整理会を行ったほか,文部科学省初等中等教育局教育課程課の藤野敦教科調査官が「伝統文化の教育を通して育まれるもの~生徒の未来につながる学習と新学習指導要領の方向性~」と題し講演しました。