12月26日,人間社会系教育研究会議FD委員会は,教員FD研修会「悩みをもつ学生とのかかわり方」を開催し,全学から約60人が受講しました。
講師は,内野悌司広島大学保健管理センター准教授と足立由美金沢大学保健管理センター准教授で,ともに大学でカウンセラーを務めています。
内野准教授は,悩みをもつ学生への支援は,「知る」,「気づく」,「動く」,「つながる」の4つの取組みキーワードがあると解説。学生の悩みの傾向を知り,危険な学生の様子に気づき,実際に連絡をとったり,話したりして,専門家への相談を勧めるという流れの中での対応のコツや注意点を示しました。また,足立准教授は,金沢大学での悩み相談の傾向や,5月に設置した人間社会系学生相談室での相談の傾向などについて説明しました。講演の後は,活発な質疑と意見交換が行われました。