4月28日,サテライト・プラザにて,ミニ講演「なるほど!中学校入試問題でみる数学的思考法」を開催しました。
本学附属中学校の浜口国彦元副校長は,本講演のチラシに掲載した4つの例題について解説しました。図形に関する例題では,図形内の辺の長さを求める場合に面積の等しい図を置き換えて考える方法が役立つことや,立体の模型を紙で作り,見取図と展開図を比較することで平面図の理解につながることを説明しました。参加者が類題に挑戦して理解を深めた後,浜口元副校長が数学的表現の特徴をまとめました。参加者からは,「問題によって数式や図のうち,何を使うか考えるのが難しかった」「試行錯誤したが,問題が解けたときには嬉しかった」との感想がありました。