8月26日,サテライト・プラザにてミニ講演「昆虫の不思議」を開催しました。
理工研究域生命理工学系の木矢剛智准教授は小学生親子を対象に,昆虫の生態やミツバチの産卵,ダンスを動画を交え紹介。次にカイコガの生活環を示し,効率よく糸を産出する種へ変化するのに5千年かけて種の交雑を繰り返し,効率よく糸を産出する現在のカイコガへ変化したと解説しました。研究室で飼育している幼虫と蛹を観察してもらい,幼虫の模様が多彩なのは細胞分裂や変異,免疫の作用と考えられると説明。質疑応答後,成虫が性フェロモン物質に反応する様子を確認しました。