9月17日,金沢商工会議所にて,金沢大学高大接続コア・センターは「金沢大学高大接続ラウンドテーブル(第2回)<自らの探究を省察する~探究の問いの質を高める~>」を開催し,全国から中学生,高校生,中学・高校教員,大学生,大学教職員,社会人ら計120名が参加しました。
午前中は,参加者同士で短い自己紹介を繰り返すウォームアップを行ったのち,19テーブルに分かれ,各テーブルで探究的な学びに取り組んだ高校生2名とその他(中学生,大学生,教員,社会人)1名の計3名の実践報告とディスカッションを行いました。多様な参加者が分け隔てなく自由に発表し,活発に語り合う場となりました。中学・高校生の実践報告者が第1回に比較して2倍以上に増えており,中学校や高校において探究的な学びへの転換が急速に進みつつあることが実感されました。
午後からは,「探究の問いの質を高める」をテーマに,課題探究的な学びに取り組む学校で最大の課題となっている「課題をどう発見するか」について各テーブルで探究活動を行い,そこで協議された内容を参加者全員で共有するクロスセッションを行いました。
最後に,柴田正良理事(教育担当)より,本学では高校と連携して生徒・学生の課題探究的な学びを支援,発展させるための新しい入試制度の創設を検討していると挨拶がありました。