10月3日,公開講座「小説で綴る明治以降の日本教育史-明治・大正期における教育-」を金沢大学サテライト・プラザにて開講しました。
金沢大学地域連携推進センターの浅野秀重教授は初めに,明治初期の教育史,学制と教育制度について説明しました。次に,山本有三『米百俵』,徳富蘆花『思い出の記』,有島武郎『一房の葡萄』,夏目漱石『坊ちゃん』,島崎藤村『破戒』等の文学作品を中心に,その中に綴られている教育的内容について解説し,最後に明治初期の教育における特徴について指摘しました。
講座は全3回で,今後は10月10日「昭和初期における教育」,10月17日「戦後における教育」の開講が予定されています。
講 師:金沢大学地域連携推進センター 教授 浅野秀重
会 場:サテライト・プラザ