10月5日,金沢大学附属中学校は,創立七十周年記念式典と記念講演会を挙行しました。
本学附属中学校は,1949年に石川青年師範学校附属中学校と石川師範学校男子部附属中学校・同女子部附属中学校を統合し,石川師範学校附属中学校として金沢市広坂に開設され,これまでに1万1千人余の卒業生を世に送り出しています。
式典には,山崎光悦学長をはじめ大学,附属学校関係者や生徒,保護者が参列しました。講演会では,山本淳子京都学園大学教授(27期生)が「春はあけぼの 枕草子の秘密」と題し,清少納言が『枕草子』に込めた悲劇の皇后定子への熱い思いを,社会情勢や歴史の中に渦巻く人々の思いを交えて,生徒にも分かりやすく講演しました。