10月17日から21日にかけて,東京ビッグサイトにてワールド・ロボット・サミット(WRS)が開催され,金沢大学と信州大学の合同チーム「JAKS」がものづくりカテゴリーにおいて準優勝しました。
WRSは世界中から集結したチームがロボットの技術やアイデアを競う競技会で,経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催しています。競技会には23カ国・126チームが参加し,熱戦を繰り広げました。
理工研究域フロンティア工学系の辻徳生准教授をリーダーに,同系の渡邊哲陽教授,鈴木陽介助教,信州大学学術研究院(工学系)の山崎公俊准教授および学生13名が参加する合同チームは,工業製品などの組み立てに必要な技術要素を含んだモデル製品を早く正確に組み立てることを競う,ものづくりカテゴリーに参戦。作業対象の位置姿勢を高速に計測する視覚システム,接触に対し柔軟に対応できる動作制御手法,位置姿勢補正機能を持ち無限回転するハンド,高分解能触覚ハンドを開発して高得点を得ました。