シンポジウム「里山×里海×文学」を開催

掲載日:2013-7-25
ニュース

7月20日,附属図書館と里山里海プロジェクトは,自然科学系図書館で環境学コレクション公開シンポジウム「里山×里海×文学」を開催しました。
これは,里山・里海をめぐる問題に文学と生態学の側面からアプローチし,併せて環境に関する幅広い学問分野の書籍を集めた「環境学コレクション」の活用促進を目的としたものです。
シンポジウムでは,柴田正良附属図書館長のあいさつに続いて,外国語教育センターの結城正美教授による趣旨説明,米国コロンビア大学のハルオ・シラネ教授と京都大学の湯本貴和教授による基調講演,学内外の7名の研究者による取り組みの報告がありました。報告では日本文学,英文学,歴史学,生態学などの学問分野から問題提起があり,最後に,里山里海プロジェクト研究代表で地域連携推進センターの中村浩二特任教授による総括のディスカッションが行われました。
シンポジウムには県内外から66名が参加し,活発な意見が出されるなど,自然環境と文化について理解を深める有意義な機会となりました。なお,当日のプレゼン資料等は,金沢大学学術情報リポジトリKURAで公開予定です。

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