8月29日,台湾行政院人事行政総処と財団法人台湾地理情報センターのメンバーによる海外視察団32名が人間社会研究域附属地域政策研究センターを訪問しました。
視察団は環境的,経済的,社会的レジリエンスに関する議題の研究を目的として大阪,京都,富山,金沢を歴訪しており,地域政策研究センターの佐無田光センター長と理工研究域地球社会基盤学系の藤生慎准教授が研究報告を行いました。
藤生准教授から「超高解像度カメラとAIを用いた橋梁の戦略型次世代型点検システムの開発」,「幼児を対象とした実践的防災訓練を通じた防災教育効果に関する基礎的研究」などの報告がありました。
また,佐無田センター長は「域学連携による地域再生の取り組み」について報告を行い,地域包括ケアとエリアマネジメント研究会の事例や共創型観光産業展開プログラムの展望などを説明しました。いずれの発表にも,視察団からは活発な意見や質問が寄せられました。