環日本海域環境研究センター臨海実験施設記念行事を挙行

掲載日:2019-10-17
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10月13日,ホテルのときんぷら(石川県鳳珠郡能登町越坂)において,金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設記念行事「臨海実験施設の歩みと新たな挑戦」を挙行し,本学から山崎光悦学長,福森義宏理事,長尾誠也環日本海域環境研究センター長,鈴木信雄同センター教授ら本施設関係者らが,能登町から下野信行能登町副町長ら能登町職員約40人が出席しました。

本施設は,昭和33年に理学部附属能登臨海実験所として発足。以来60年にわたって,日本海とその周辺地域における環境変化による海洋生物への影響に対する研究や,学内外の学生を対象とする臨海実習に取り組んでおり,多くの研究実績を重ねながら人材育成を行っています。その業績が評価され,平成24年から文部科学省の教育関係共同利用拠点に認定され,全国から学生や研究者が訪れています。また,平成28年には,本学と能登町で「人づくり・海づくり協定」を締結し,同町との連携を深めています。

記念行事では,山崎学長が開会あいさつの中で,本施設が能登町と取り組んでいる海洋教育をはじめとした教育・研究内容や水産コンソーシアムの設立構想について述べるとともに,能登町の水産業のさらなる発展への協力を依頼し,下野副町長から来賓あいさつがありました。その後,鈴木教授から,「能登町と連携した海洋教育・研究の歩みと新たな挑戦」と題し,本施設設置後60年の歩みや成果についての講演がありました。

 

  • あいさつする山崎学長
  • 講演する鈴木教授
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