外国語教育研究センターでは,9月25日,留学生センターの長野ゆり准教授と峯正志准教授を講師に迎え,「留学生センター『総合日本語コース』の日本語教育-チームティーチングによるコース運営を中心として-」と題した,2009年度第4回研究会を開催しました。
今回の研究会は両センターの相互理解を深めるという趣旨で企画されたもので,お二人の講師から,「総合日本語コース」の概要と運営について紹介がありました。7段階の通常クラスに加えて,漢字クラス,技能別クラスをそなえたこのコースの運営の特色は,通常クラスの徹底したチームティーチングにあります。授業,試験,学生指導,評価などの業務が非常勤講師を含む3〜4名のチームとコース責任者の連携により進められており,高い教育成果を上げているとのことでした。チームティーチングは,評価の公正さを保証し,様々な教員と学ぶ機会を与えると,留学生にも好評のようです。
当日は多数の日本語非常勤講師が参加し,活発な質疑応答の行われる研究会となりました。