12月25日,第5回金沢大学融合科学域設置構想セミナーを開催し,本学教職員や学生34名が参加しました。
金沢大学では,「社会変革を先導するリーダー」となる人材の養成を目指し,文理を問わない新たな学域 「融合科学域 (仮称)」 を令和3年度に設置することを構想しています。本セミナーは,新学域が養成を目指す人材像のイメージと合致する有識者を招き,社会変革人材の養成に関する考えを伺うことを目的に企画しているものです。
第5回となる今回は,複数の会社代表を務めながら,京都大学大学院に在籍する片岡亮氏を講師に迎え,「寿命100年時代を生き抜くための探究力・アート思考を身につけるためには」と題して,学士課程を想定した模擬授業を行いました。
片岡氏は,起業家としての自身の経験を,本学が掲げる人材育成基準「金沢大学<グローバル>スタンダード」に照らし合わせながら,分かりやすく語りました。探究力を身に付けるには,好きなことから始める能動的な学びや,他者との交流で得られる気付きが大切との説明に参加者は興味深く聞き入っていました。
なお,この融合科学域設置構想セミナーは,今後も継続して開催することを計画しています。