1月14日,第6回金沢大学融合科学域設置構想セミナーを開催し,本学教職員や学生約30名が参加しました。
金沢大学では,「社会変革を先導するリーダー」となる人材の養成を目指し,文理を問わない新たな学域 「融合科学域 (仮称)」 を令和3年度に設置することを構想しています。本セミナーは,新学域が養成を目指す人材像のイメージと合致する有識者を招き,社会変革人材の養成に関する考えを伺うことを目的に企画しているものです。
第6回となる今回は,株式会社ガクトラボ代表取締役社長の仁志出憲聖氏を講師に迎え,「学都金沢だから生まれる『アントレプレナー』とは。」と題して,学士課程を想定した模擬授業を行いました。
仁志出氏は,自身が学生時代(工学系・博士前期課程)に起業した経験者であるとともに,現在は起業を支援する側に立っていることから,両方の視点でアントレプレナーについて解説しました。実践型インターンシップ事業や人事コンサルタント,学生のまちづくり活動支援など数多くのプロジェクトを生み出してきたこれまでの経験を基に語り,「学生はチャレンジするのが仕事,金沢を本物の学都にしてほしい」とエールを送りました。
なお,この融合科学域設置構想セミナーは,今後も継続して開催することを計画しています。