12月12日,第4回金沢大学融合科学域設置構想セミナーを開催し,本学教職員や学生37名が参加しました。
金沢大学では,「社会変革を先導するリーダー」となる人材の養成を目指し,文理を問わない新たな学域 「融合科学域 (仮称)」 を令和3年度に設置することを構想しています。本セミナーは,新学域が養成を目指す人材像のイメージと合致する有識者を招き,社会変革人材の養成に関する考えを伺うことを目的に企画しているものです。
第4回となる今回は,長崎大学教授で,大阪府特別参与,タイ王国公益法人お互いフォーラム共同代表理事等,タイ工業省顧問等を歴任する松島大輔氏を講師に迎え,「グローバルアントレプレナーの条件~社会を変革し世界を変える人財への道~」と題して,学士課程を想定した模擬授業を行いました。
松島氏は,新興アジアの現状や自身が関わった事業の実例を紹介し,積極的に参加者に質問を投げ掛けながら,テンポよくグローバルアントレプレナーへの道筋を説きました。松島氏の熱のこもった講演に参加者はイノベーションの重要性への理解を深めていました。
なお,この融合科学域設置構想セミナーは,今後も継続して開催することを計画しています。