能登エコ・スタジアム2009を開催

掲載日:2009-8-7
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「能登エコ・スタジアム2009」が8月1日から2日にかけて開催されました。  昨年に引き続き開催された今回のエコスタジアムは,能登半島エコ・スタジアム推進協議会と石川県が連携して国際生物多様性年の2010年に向けて「里山里海の生業(なりわい)と生物多様性」をテーマに,8月1日から2日にかけて開催され,約80人の市民が参加しました。

8月1日は,「環境国際シンポジウムin能登」に参加し,アジア太平洋地域における生物多様性と里山里海について学びました。

これは,国際的な環境問題に果たす里山里海のすばらしさや大切さの再発見とともに将来の里山里海のあり方について探るシンポジウムで,七尾市能登演劇堂に,谷本石川県知事,中村学長,武元七尾市長を始め,参議院議員川口順子氏,女優の若林麻由美氏など,世界や国内から有識者が集まりました。  シンポジウムの後,参加者は七尾市の石崎奉灯祭を見学するコースとキャッスル真名井で能登の星空を観察するコースに分かれて,能登の文化と自然に触れました。

翌日の8月2日午前中,参加者は七尾湾・能登島の洋上を周遊するコースと能登島を周遊するコースに分かれて,能登の豊かな海を満喫した後,午後からは珠洲市にある本学の能登学舎で,愛媛大学の日鷹一雅准教授から「里山里海の生業(なりわい)と生物多様性」について講義を受けました。その後,輪島市の白米の千枚田などを見学した後,金沢に到着しました。

参加者は,能登の自然と文化を満喫するとともに,2010年の国際生物多様性年に開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において,石川県で開催が予定される関連会議に向け,「里山のあり方」や「生物多様性」に対して理解を深めました。

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