8月17日,サテライト・プラザにて公開講座「『ふたご』が出てくる絵本」を開講しました。
人間社会学域歴史言語文化学系の志村恵教授は,『ぐりとくら』『ぽとんぽとんはなんのおと』『おふろだいすき』といった,ふたごが登場する絵本を朗読しながら,絵本を読むことの効用やよい絵本の条件などを解説。また,絵本を歌になぞらえ,途中から読んでもよし,途中でやめてもよし,何度読んでもよし,とにかく楽しむことが大切とまとめました。また質問に答える中で,絵本を含む文学作品にふたごが取り上げられる理由として,ふたごはアイデンティティを考える切り口となること,また多胎は人間にとって生命の不思議を表すことを示しました。
講 師:人間社会研究域歴史言語文化学系 教授 志村 恵
会 場:サテライト・プラザ