8月28日,融合研究域はオンライン・ライブ・イベント「ビヨンド・コロナ・ライブ(BCLive)」を8時間にわたって開催し,本学学生のほか,石川県内の企業人や高校生,タイやインドの大学生・高校生など,Webを介して多数の参加がありました。
BCLiveは,来年4月新設予定の融合学域(仮称)を主導する融合研究域が進める「ビヨンド・コロナ・フォーラム(BCF)(※1)」の一環として開催したオンラインイベントです。企業人,大学生,高校生それぞれをターゲットにした3部構成でプログラムを展開し,放映した全ての番組は本学学生が自らプロデュース・演出・出演しました。
はじめに,開会にあたり,融合研究域融合科学系の松島大輔教授およびPENTA SHIPs(※2)共同代表の本学学生から趣旨説明がありました。続いて,山崎光悦学長のスタジオ生出演,山野之義金沢市長および久和進北陸経済連合会長からのビデオメッセージの放映があり,BCLiveに参画する学生らへの激励やBCFへの期待の言葉が述べられました。その後,本学学生が北陸の企業の技術の活用法を探る企画「勝手にイノベーション」や,就職活動やLGBTQをテーマとした本学学生団体のトークコーナー,学生ランナーが金沢の街を駆け巡り取材する「8時間駅伝」など,多くの番組が放映されました。
また,第3部の高校生向けセッションでは,コロナ禍で世界が直面する問題について国内外の大学生・高校生が話し合う国際会議「World School Organization(WSO)」が発足。「コロナと教育」をテーマに,本学附属高校生とインドの大学生・高校生が議論した第1回WSOの様子が放映され,ニューノーマルな社会の実現への第一歩を踏み出しました。
今後BCFは,募集した動画の審査を今年11月から翌月にかけて実施し,12月14日にその審査結果を発表するWebイベントを開催予定です。また,WSOにおいては,東南アジアや欧州など世界各地から大学生・高校生を集め,国内外の若者が交流する機会を創出します。
※1 ビヨンド・コロナ・フォーラム(BCF)
大学・企業・大学生および高校生などが参画する共創型オンラインプラットフォーム。高校生や大学生を対象に,コロナ禍を乗り越えようとする現代社会(ビヨンド・コロナ社会)における課題の解決に向けたアイデアやビジネスプランを動画で募集するとともに,多数の企業の協力を得ながら,そのアイデアおよびビジネスプランの社会実装および事業化に挑戦する。
※2 PENTA SHIPs
本学融合研究域公認の学生団体。「学生発で北陸を破壊的イノベーション創出の地に」をモットーに,BCFをはじめとする多種多様なイベントを企画・運営している。
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