本学のKUTLOを中心に,10大学が連携する技術移転支援組織「KUTLO-NITT」が,アメリカ・アトランタで開催されたバイオ産業界最大の展示会「BIO2009」に出展しました。
製薬企業関係者や政府関係者,コンサルタントなど一流のバイオ・ライフサイエンス関係者およそ15,000人が参加する展示会で,KUTLO-NITTは,連携する10大学の発明から市場性の高い14件を選択。専用ブースの設営に加え企業と直接の打ち合わせができるパートナリング会場で世界各国の製薬会社開発担当者に直接説明し,資料を提供するなど,積極的なPR活動を行いました。
その結果,4日間の開催で発明に対する141件の問い合わせがありました。KUTLO-NITTは,国際業務や製薬開発の交渉にたけた専門スタッフ8人で支援を行い,来春までに5件の開発をスタートさせることが目標。さらに,今後も10月に開催されるBioJapan2009への出展を計画するなど,産学官連携の動きを加速させていきます。