石川県・石川県産業創出支援機構が開催した「スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2020」で,大学院自然科学研究科電子情報科学専攻博士前期課程1年の小林和樹さんと,同博士前期課程2年の中村勇斗さんの「人工ブラックダイヤモンドの製造技術開発」に関するプランが優秀起業家賞 兼 学生賞を受賞しました。
12月7日,山崎学長のもとに,小林さんと中村さんが指導教員のナノマテリアル研究所・德田規夫教授とともに受賞報告に訪れました。
このプランは,本学で学んだ半導体材料の製造技術を応用して,近年人気を集めているブラックダイヤモンドを人工製造し卸売販売するというものです。
小林さんからは「年内にベンチャー企業を起こし,そこで培う技術やノウハウはいずれ本学の半導体研究にも還元したい」という抱負が語られました。
また山崎学長からは,「デバイス産業は日本の基幹産業であり,このような挑戦が出て来るのは喜ばしい。ベンチャーには失敗はつきものかもしれないが広い視野で果敢に取り組んでほしい」との激励がありました。