国際機構の主催による「アントレプレナーシップ体験学習ツインプログラム」を3月2~10日の間に開催しました。初日3月2日の一部と二日目3月4日のプログラムは学内でオンライン公開され,担当教員の伊藤誠助教(理工学域機械工学系)とプログラム参加学生15名に加えて,本テーマに興味を持つ約50名の学生や教職員が参加しました。
3月2日には,池野文昭氏(スタンフォード大学主任研究員)から「医療系ベンチャーとエコシステム」というタイトルのもと,スタンフォード大学における取組の事例や,独自のマインドセットに至る土壌についての講演が行われました。
3月4日は,Toyota AI Ventures大和氏,伊藤氏,トヨタ自動車(株)新事業企画部の上條氏,竹中氏,竹内氏の助言を受けて,プログラム参加者15名の学生が,トヨタの技術的強みを生かして金沢独自の課題を解決する新規ビジネスの創出に挑戦しました。事前課題として,実際に金沢の街を観察することから自分たちが直面している課題を抽出し,解決案にトヨタの技術を掛け合わせた独自のビジネスアイデアを各グループが思い思いに提案し,活発な討論が行われました。
本プログラムは、学生の世界で活躍する意識を高めたと同時に、地域社会におけるアントレプレナーシップの眼差しを示した意義深いものとなりました。