「能登里山マイスター」養成プログラムの修了式を挙行

掲載日:2009-3-26
ニュース

環境に配慮した農林水産業の担い手や,地域リーダーの養成をめざす金沢大学の「能登里山マイスター」養成プログラムの修了式が石川県珠洲市の能登学舎で行われ,一期生10人にマイスターの認定証書が手渡されました。

本学は科学技術振興調整費を得て,平成19 年10月に里山マイスター養成プログラムを開講しました。20代から40代の会社員や公務員,自営業者13人が環境配慮型の農業や農産物の栽培や加工技術,流通の仕組みなど2年間のカリキュラムを履修し,卒業論文の審査に合格した10人が晴れてマイスターの称号を得ました。

修了式では,中村信一学長が一人ひとりにマイスターの認定証書を授与し,「能登にトキが再び舞い降りる環境を再生する先頭に立ってほしい」と式辞し,修了生代表の川上和孝さん(37)が「マイスターの称号に恥じないアグレッシブな一歩を踏み出したい」と述べました。修了生は新規就農や農業ビジネスの展開などで能登の活性化をめざします。

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