10月7日,子どものこころの発達研究センターの東田陽博センター長らの研究グループは,脳でつくられるホルモン「オキシトシン」の自閉症治療に対する効果等を検証する研究をスタートさせました。
この研究課題「神経内分泌仮説に基づく知能障害を有する自閉症スペクトラム障害の診断と治療の展開研究」は,文部科学省が,少子高齢化を迎える我が国の持続的な発展に向けて,科学的・社会的意義の高い脳科学研究を戦略的に支援する「平成23年度脳科学研究戦略推進プログラム」発達障害研究「精神・神経疾患の克服を目指す脳科学研究(課題F)」に採択されています。オキシトシンによる治療の一般化をめざします。
自閉症ホルモン治療効果の研究をスタート
掲載日:2011-10-11
ニュース