7月6日,本学角間キャンパスの新産学協働研究拠点(仮称)建設予定地(自然科学3号館西隣)において,安全祈願祭が挙行されました。
この研究拠点は,本学と株式会社ダイセル(本社:大阪市北区,代表取締役社長 小河義美,以下ダイセル)とが,両者協働のもと,天然資源由来のセルロースを基盤としたオープンイノベーションにより新バイオマスプロダクトツリーの実現を目指し建設するものです。
また,安全祈願祭の後,共同記者会見にて,山崎学長より,「環境循環型社会実現のため,天然資源由来のセルロースを基盤とした共同研究を進めていくことになる。この新拠点で脱炭素社会・脱プラスチック社会に向けたオープンイノベーションを共に進めていきたい」とのあいさつがありました。
ダイセルの小河社長からは「金沢は研究開発を進めるのに非常に適した土地柄だと思う。この拠点では,エンドユーザーも視野に他の機械メーカーとの連携も行い,産産学学の連携で新素材の実用化を進めたい」とのあいさつがありました。
なお,この研究拠点の竣工は,令和4年秋頃の予定としています。