理工研究域の村上敏夫教授,米徳大輔助教と山形大学などの研究チームが,電磁波であるガンマ線の偏光観測という過去にほとんど例のない観測手法によって,宇宙最大の爆発である「ガンマ線バースト」の放射メカニズムを解明しました。
2010年5月に打ち上げられた宇宙ヨット「イカロス」に搭載されたガンマ線バースト偏光検出器(GAP)が2010年8月に観測したガンマ線バーストを分析。ガンマ線の偏光を検出できたため,光速の99.99%もの速度で飛び出したジェットには電磁場が存在し,その中でガンマ線が作られていると結論づけられました。
宇宙最大の爆発「ガンマ線バースト」放射メカニズムを解明
掲載日:2011-9-21
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