9月1日から3日間,本学が県や能登の2市2町と連携して構成する能登キャンパス構想推進協議会は,地域再生を担う人材養成に関わる全国の大学関係者らを輪島市に招き「地域再生人材大学サミットin能登」を開催しました。
初日は,文部科学省科学技術戦略推進費「地域再生人材創出拠点の形成」プログラムの助成を受けた全国の機関から40プロジェクト・120人と,連携する8つの自治体から10人が参加し,第9回地域再生プログラム実施機関連絡会議の全体会議と分科会を開催しました。
2日目の開会式では,谷本正憲県知事と中村信一学長,来賓として合田隆史文部科学省科学技術・学術政策局長があいさつに立ちました。中村学長は「地域再生に向け,大学と地域のパートナーシップを強め相乗効果を生み出したい」と述べました。公開シンポジウムでは,市民のほか本学の学生,教職員,自治体関係者約1,200人が,東日本大震災復興に取り組むNPO法人「森は海の恋人」代表の畠山重篤氏と,知財を地域活性化に活用する本学イノベーション創成センター長の吉國信雄教授の講演に耳を傾けました。その後,中村浩二学長補佐らがパネリストとなり,地域再生と大学の関わりをテーマにパネル討論を繰り広げました。
最終日は,輪島,珠洲,穴水,能登の4コースでエクスカーションを開催し,90人が参加。本学の地域再生プロジェクトである能登里山マイスター養成プログラムの教員スタッフがそれぞれアドバイザーとなり,現地で交流ワークショップを行いました。
地域再生人材大学サミットin能登を開催
掲載日:2011-9-12
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