「能登産精油」の魅力とは?能登の里山でモノの価値を学ぶ!

掲載日:2021-10-5
ニュース

9月30日,石川県鳳珠郡能登町において,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,本学能登里山里海SDGsマイスタープログラムとの連携事業として「能登の里山に触れる!エッセンシャルオイル(精油)づくり体験」を開催し,本学学生9名が参加しました。

本イベントは,先端科学・社会共創推進機構の篠田隆行准教授のコーディネートの下,マイスタープログラム修了生であり,能登町で林業を営みながら能登産精油「ノトノカ」をつくる佐野禎宣氏の協力を得て実施。能登の里山で採ったクロモジを使った精油づくりを通して,本学学生が林業の新たな可能性,地域に根づく働き方・生き方,モノの価値の本質を学ぶ機会とするものです。

当日は,まず午前中に里山を訪れ,佐野氏の指導の下精油の材料となるクロモジを採集。午後には,佐野氏の工房でクロモジを粉砕してチップ状にした後,蒸留器に入れて精油を抽出しました。また,蒸留の間,クロモジの枝を使った木工体験や,スギの切り株の活用方法を考えるワークショップを実施。1日を通して,学生らは林業について理解を深め,その可能性について感じ取りました。

今後,参加学生らは商品開発などを目指し,スギの切り株の活用方法のアイデアを佐野氏に提案していきます。

なお,本プロジェクトは,「Project: AERU」の連携教育事業の一つとして実施しています。

 

  • 1030-2クロモジの特徴を説明する佐野氏
  • 1030-3クロモジを刈り取る学生ら
  • 1030-4チップ状にしたクロモジを蒸留器に入れる作業
  • 1030-4スギの切り株の活用方法について議論
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