10月27日,金沢市の石川県政記念しいのき迎賓館において,本学と北陸大学は,北陸大学に在籍する外国人留学生に対して,金沢大学における学修の機会を提供するため,学生の派遣・受入に関する協定を締結しました。
本学は,平成26年度に文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援事業に採択され,地域に根差しながらも世界で活躍するグローバル人材の育成に注力するなど,大学一丸となって教育の国際化を加速度的に進め,学都金沢,北陸地域の国際化を牽引してきました。
北陸大学は,同大学の中国の協定校で2年間学んだ留学生が,3年次に同大学に編入し,2年間の日本での学修を経て,両大学の学位を取得できる「2+2共同教育プログラム」を日本で初めて行うなど,国際化に係る先進的な取組を実施してきました。
本協定の締結により本学が,北陸大学の「2+2共同教育プログラム」の留学生に,授業履修や研究室見学の機会などを提供することが可能となります。この短期間の学修を経て,北陸大学の留学生に本学大学院への進学を促し,ひいては多様な人材が地域社会で活躍することを期待しています。
本協定の締結を契機として,日本海側の基幹的国立総合大学である金沢大学と北陸私学No.1の国際性を有する北陸大学が,お互いの優位性を十二分に生かし,各々のリソースを共有しながら,地域活性化に繋がる取組の実践を目指します。