低コストでアセタールからベンジルラジカルを生成することに成功
金沢大学理工研究域物質化学系の菅拓也助教と宇梶裕教授らの研究グループは,アセタールと呼ばれる有機化合物からベンジルラジカルを生成する新しい手法を開発しました。 炭素(C)と酸素(O)の単結合をもつエーテルは有機化合物の一 […]
登録日:2021-7-21
明滅オーロラとともに起こるオゾン破壊 ~宇宙からの高エネルギー電子が大気に及ぼす影響を実証~
金沢大学の笠原禎也教授および国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学宇宙地球環境研究所らの国際研究グループは,宇宙のさえずりと呼ばれる特殊な電波によって,脈動オーロラと呼ばれる明るさが明滅するオーロラが発生した時に,オーロ […]
登録日:2021-7-19
宇宙空間で電波を生み出す陽子の集団を発見 ~JAXAの人工衛星「あらせ」の観測と解析から~
金沢大学の笠原禎也教授と,国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学宇宙地球環境研究所(ISEE),宇宙航空研究開発機構(JAXA),京都大学,東北大学との共同研究グループは,JAXA・宇宙科学研究所の科学衛星「あらせ」(※ […]
登録日:2021-7-16
材料設計を加速させるシミュレーションと 実空間での触媒活性サイトの可視化 -グラフェン触媒設計に従来法よりも10億倍速い計算時間で成功-
金沢大学ナノ生命科学研究所の髙橋康史教授,Yuri Korchev教授,Marina Makarova特任助教,大学院自然科学研究科電子情報科学専攻博士前期課程の河邉佑典さん,理工学域電子情報通信学類の上利龍史さん,熊井 […]
登録日:2021-7-15
フラッシュオーロラの形状変化の原因を数値計算で解明
金沢大学理工研究域電子情報通信学系の尾崎光紀准教授,八木谷聡教授,今村幸祐准教授,金沢大学学術メディア創成センターの笠原禎也教授,国立極地研究所,名古屋大学,電気通信大学,京都大学の共同研究グループは,宇宙で発生するコー […]
登録日:2021-7-8
ベンゼンとハロゲンの結合を有機触媒の力で切断
金沢大学医薬保健学域薬学類の松木佑樹さん,大西汀紗さん,掛布優樹さん,大学院医薬保健学総合研究科の竹本俊佑さん,石井卓也さんおよび医薬保健研究域薬学系の長尾一哲助教,大宮寛久教授の研究グループは,環境負荷の少ない有機触媒 […]
登録日:2021-6-30
金沢大学衛星1号機(超小型衛星)の名称が決定!
この度,理工研究域先端宇宙理工学研究センターにて開発を進めている金沢大学衛星1号機(超小型衛星)の正式名称が下記の通り決定しました。 正式名称:「X線突発天体監視速報衛星こよう」 略 称:「KOYOH」 金沢大学衛星 […]
登録日:2021-6-24
世界初!マイコプラズマの滑走運動における分子モーター の動きをナノレベルで検出!
<本研究のポイント> ・最小細胞である「マイコプラズマ・モービレ」の分子モーターの動きを世界で初めて検出。 ・マイコプラズマの滑走運動時の動きを捉えた世界初の研究。 ・ナノスケールのデバイスや医薬品を開発するための基礎と […]
登録日:2021-6-23
ガスダーミンD分子による炎症性サイトカインの成熟・分泌に関する調節プロセスの解明
金沢大学がん進展制御研究所/新学術創成研究機構の土屋晃介准教授とがん進展制御研究所の須田貴司教授らの研究グループは,ガスダーミンDという分子が,どのように炎症性のサイトカインの成熟と分泌を調節しているか,そのプロセスを解 […]
流れの渦が情報処理能力の鍵 ~バーチャルな物理リザバー計算で実現~
金沢大学理工研究域数物科学系の野津裕史教授と東京大学の共同研究グループは,新規情報処理技術である物理リザバー計算(※1)を,数値シミュレーションを用いてバーチャルに再現することにより,円柱周りの流れ現象における渦が情報処 […]
登録日:2021-6-21
有機固体電解質中のプロトン伝導メカニズムを解明 〜⾼効率な燃料電池の設計指針に〜
金沢大学理工研究域物質化学系の井⽥朋智准教授,ナノマテリアル研究所の⽔野元博教授,筑波⼤学の共同研究グループは⽔分⼦を含まない無⽔プロトン伝導物質(※1)として,コハク酸とイミダゾールから成るプロトン伝導性有機結晶(コハ […]
登録日:2021-6-18
新規開発4K-3Dビデオ顕微鏡による新しい手術法の提唱
金沢大学医薬保健研究域医学系の八木真太郎教授らの研究グループは,三鷹光器株式会社,パナソニックi-PROセンシングソリューションズ株式会社との共同研究で「手術用の高精細(4K)3Dビデオ蛍光顕微鏡(HawkSight)」 […]
登録日:2021-6-11
環境に優しい三成分連結反応による多様な医薬品中間体の合成
金沢大学医薬保健研究域薬学系の松尾淳一教授らの研究グループは,僅かな量の水酸化カリウムを塩基触媒として活用する環境調和型の新しい多成分連結反応を開発しました。 我々が服用する薬の多くは化学的な合成によって製造され,世の中 […]
ニコチンアミドを用いた安全で効果的に小麦の赤かび病の予防法を開発
金沢大学疾患モデル総合研究センターの西内巧准教授らの研究グループは,ビタミンの一種であり,安価で安定なニコチンアミドが小麦の赤かび病に対する抵抗性を強化する働きを持つことを発見しました。 小麦や大麦の赤かび病は,開花期に […]
世界で初めて明らかに!男性のがん悪液質に男性ホルモン補充療法が有効
金沢大学医薬保健研究域医学系(泌尿器集学的治療学)の溝上敦教授,附属病院泌尿器科の泉浩二講師およびがん進展制御研究所(腫瘍内科)の矢野聖二教授の共同研究グループは,男性の進行がん患者に男性ホルモンの一つ,テストステロンを […]
登録日:2021-6-8
今月のNature Index 「Research Highlight」 “Research Highlight” on Nature Index of this month
世界トップクラスの研究成果を国・機関別にプロファイリングするデータベース「Nature Index」では,Nature Indexが選定した82ジャーナルに掲載された金沢大学所属の研究者の論文の中から,Springer […]
登録日:2021-6-4
生物の発生パターンを記述する数理手法の確立 〜生物の発生現象等に応用が可能〜
【研究成果のポイント】 ・空間離散(※1)モデルをその基本的な性質を変えないまま空間連続(※2)モデルに変換(置換)する方法および適当な重み関数(※3)との積分付きの積分方程式に近似する方法を開発しました。 ・ハエの脳の […]
世界初! 個々の原子間の結合強度の測定に成功 ―強くて伸びる白金原子の鎖状物質―
金沢大学理工研究域数物科学系の新井豊子教授と北陸先端科学技術大学院大学らの共同研究グループは,物質を構成する個々の原子の並びを観察しながら,その結合強度を計測できる顕微メカニクス計測法を開発しました。この手法を使って,白 […]
登録日:2021-5-31
分子構造により細孔径を制御したカーボンを開発!
金沢大学ナノ生命科学研究所の生越友樹特任教授/京都大学大学院工学研究科教授,理工研究域物質化学系の山岸忠明教授,角田貴洋助教/ナノ生命科学研究所助教,大学院自然科学研究科物質化学専攻修士課程2年(研究当時)の坂爪佑真大学 […]
令和3年度国際科学技術共同研究推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)に採択
このたび,本学は,国立研究開発法人科学技術振興機構(以下,JST)の令和3年度「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)(※1)」の公募において,条件付きにて採択を受けました。SATREPS提案課題の […]
登録日:2021-5-21