国内の複数大学の研究者からなる令和6年能登半島地震陸域余震観測グループは,令和6年能登半島地震の震源断層の形状を把握するために,既設の地震観測点を補間するように,震源域周辺での臨時地震観測を開始しました。
理工研究域地球社会基盤学系の平松良浩教授は,東北大学大学院理学研究科地震・噴火予知研究観測センターの岡田知己准教授,高木涼太助教,吉田圭佑助教と共同し,令和6年2月15日に輪島市立三井小学校と能登森林組合輪島支所に地震計を設置しました。今後,15点程度の地震観測点を奥能登地域に設置する予定です。
一連の臨時地震観測は,科学研究費補助金(特別研究促進費)22K19949と 23K17482の助成を受けて実施しています。
また,地震計設置にあたり便宜を図っていただいた輪島市教育委員会,輪島市役所監理課および能登森林組合に感謝いたします。
輪島市立三井小学校での地震計設置の様子
【研究者情報】
理工研究域地球社会基盤学系 平松 良浩 教授