日本学生支援機構の貸与奨学生は,毎年1回,奨学金継続の意思を確認するためにスカラネット・パーソナル(インターネット)で「奨学金継続願」を提出(入力)する必要があります。奨学金継続を希望しない場合も「継続を希望しない」の提出(入力)が必要です。所定期間内に提出(入力)がない場合には,令和7年4月以降の貸与奨学金は「廃止(奨学生の資格喪失)」となりますので,注意してください。
なお,令和6年度から給付奨学生の「給付奨学金継続願」の提出(入力)は不要です。
1.令和6年度 奨学金継続願【貸与奨学金のみ】
対象奨学生
【提出対象者】
令和6年10月末現在,「奨学金振込中」又は「保留中」の者
※ 以下の事項に該当する場合も奨学金継続願の提出(入力)が必要です。
・給付奨学金との併給調整により第一種奨学金の振込額が0円となっている者
・令和7年4月以降奨学金を辞退する予定の者
この場合は,「奨学金の継続を希望しません」として,継続願の提出(入力)が必要となります。
・令和7年4月1日以降に休学等で奨学金を休止する予定の者
【提出対象外の者】
・令和7年3月までに満期・辞退等により奨学金の貸与が終了する者
・奨学金が「休止中」の者
・奨学金が「停止中」の者
・令和6年11月以降に奨学生に採用された者
・令和7年4月に大学院等へ進学する者(新規申込が必要)
「奨学金継続願」手続きの流れ
1.スカラネット・パーソナル(スカラPS)で「貸与額通知」の内容を確認する。
人的保証選択者は連帯保証人及び保証人にも「貸与額通知」を確認してもらってください。
※スカラPS未登録者は,必ず登録してください。
スカラネット・パーソナル登録方法(日本学生支援機構webサイト)
2.「貸与奨学金継続願」準備用紙に回答を記入する。
入力準備用紙は以下からダウンロードしてください。
・【学域・総合教育部学生】「貸与奨学金継続願」準備用紙
・【大学院学生】「貸与奨学金継続願」準備用紙
3.以下の「提出(入力)期間)」内にスカラPSにて「奨学金継続願」を提出(入力)する。
提出(入力)期間
令和6年12月16日(月)~令和7年1月10日(金)8:00~25:00【期日厳守】
※ 土・日・祝日も入力可能です。ただし,令和6年12月29日(日)~令和7年1月3日(金)は入力不可です。
入力時の注意点
① 来年度に奨学金の継続を希望しない場合も,意思確認のため必ず「希望しない」の入力をしてください。
② 奨学金の継続を「希望しない」を選択した場合,貸与奨学金は「辞退」となり,4月以降は振り込まれませんので,入力は慎重
に行ってください。
③ 誤入力を防ぐため,入力前に上記「貸与奨学金継続願準備用紙」に記入し,入力は準備用紙を参照しながら行ってください。
④ 併用貸与者は,それぞれの奨学金(第一種・第二種)について,「奨学金継続願」の提出(入力)が必要です。提出(入力)
は奨学生番号ごとに行ってください。
⑤ 「貸与額通知」で実際の振込履歴及び予定総額等の確認ができます。貸与奨学金は返還が必要な奨学金であることを改めて
認識し,貸与額の見直し等に活用してください。
⑥ 入力後,16桁の受付番号が表示されますので,必ず印刷もしくは画像データで保存してください。受付番号が表示されない
場合,奨学金継続願の提出(入力)が正常に行えていません。また,提出(入力)が完了している場合は,スカラPSの
「奨学金継続願提出」画面で,奨学生番号ボタンの右側に「提出済」と表示されます。
⑦ 提出(入力)した内容は,提出(入力)期間内であれば,奨学生でスカラPSから確認及び訂正が可能です。提出済みの
奨学金継続願のうち,「訂正可」の表示がある奨学生番号について,「奨学生番号」ボタンからの訂正できます。
提出(入力)期間以外に訂正・修正を必要とする場合には,学生支援係へ連絡してください。
「奨学金継続願」にて貸与奨学金を辞退する場合
貸与奨学生としての身分は3月をもって終了し,4月以降奨学金は振り込まれません。
後日,返還等についての案内を送付します(5月下旬頃を予定)。
また,在学中は返還の猶予を受けることができます。詳細は上記案内時にお知らせします。
なお,以下については,貸与終了後の変更はできませんので,変更がある場合は,令和7年2月28日(金)までに必要書類を
学生支援係へ提出してください。
事項 | 変更内容 | 届出するもの |
利率 |
利率の算定方式の変更 |
|
返還方式 |
返還方式の変更 |
「第一種奨学金 返還方式変更届」 (様式31) |
※1 第二種奨学金の「利率の算定方法」は,提出期限以降は変更できません。
※2 第一種奨学金の「返還方式」は,提出期限後は,「所得連動返還方式」から「定額返還方式」への変更はできません。
※3 人的保証選択者で返還方式を所得連動方式へ変更する場合,様式31ではなく「第一種奨学金返還方式変更届 兼 保証の変更
依頼書」を提出する必要があり,上記期限とは異なりますので,速やかに学生支援係へ申し出てください。
※大学院学生の第一種奨学生が「奨学金の継続を希望しない(辞退)」を選択した場合,「特に優れた業績による返還免除」への
申請は令和6年度の申請のみが対象となります。次年度以降には申請できなくなりますので,申請手続き漏れがないように注意
してください。
2.適格認定(学業)
【給付奨学生対象の適格認定(学業等)】
毎年,学年末に当該年度の学業成績や学修状況等を審査し,日本学生支援機構へ報告します。
その認定結果に基づき,次年度の奨学金継続の可否等が決定します。
適格認定は,「廃止」,「停止」,「警告」,「継続」の区分に応じて行われ,学業成績が不振等の場合は,奨学金の支給が廃止
(打ち切り)又は停止(中断)となることがあります。
また,状況によっては受給済みの給付奨学金について返還を求められることがあります。
適格認定(学業)の認定基準等については,日本学生支援機構webサイトの以下のページで確認してください。
・適格認定(学業等)(日本学生支援機構webサイト)
・適格認定(学業)の区分(適格基準と処置)
※なお,出席状況や学習取組の姿勢が不十分であり,その理由がやむを得ない事情(災害,傷病その他やむを得ない事由等)
によるものである場合は,令和7年2月28日(金)までに学生支援係に申し出て下さい。
斟酌すべき事情と認められる場合があります。
【貸与奨学生対象の適格認定】
提出された「奨学金継続願」の記入内容や当該年度の学業成績等を総合的に審査し,日本学生支援機構へ報告します。
その認定結果に基づき,次年度の奨学金継続の可否等が決定します。
適格認定は,「廃止」,「停止」,「警告」,「継続」の区分に応じて行われます。
適格認定の要素については,日本学生支援機構webサイトの以下のページで確認してください。
よくある質問
Q. スカラネット・パーソナル(スカラPS)にログインできません。
A. スカラPSには,利用登録の際に各自が設定したID・パスワードでログインします。奨学金申込時に利用したID・パスとは異なるので注意してください。
Q. ID・パスを失念したので,ログイン画面で「ユーザーID・パスワードを忘れた場合」ボタンを押して必要情報を入力したが,認識されない。
A. 当該確認情報入力では,スカラPSを最初に利用登録した際の奨学生番号・振込口座情報でないと認識されません。
第二種から第一種への移行をしていたり進学前にスカラPSの登録をしたりしている場合,以前の奨学生番号・振込口座情報を入力してください。
その他の質問については前ページ( 奨学金・各種給付・貸付等)のチャットボットでも対応しています。ぜひご利用ください。
※継続願について不明な点は,日本学生支援機構wbサイトの「奨学金継続願の提出」やよくある質問等も参照してください。
リンク:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/saiyochu/taiyo/keizoku_negai.html
お問い合わせ先
金沢大学学務部学生支援課学生支援係
〒920-1192 石川県金沢市角間町
Mail: stsien@adm.kanazawa-u.ac.jp
※お問い合わせは,メールにてお願いします。