困難な状況にある留学生・外国人研究者等を支援する募金のお願い

2022年4月18日

 ご存じのように,ロシア軍がウクライナに軍事侵略し,ウクライナ東部・南部を中心に多くの町が破壊され,一般市民が殺害されたり身の安全を確保するため国外に脱出したりする様子が連日報道されています。

 こうした状況を受け,金沢大学は人道的な見地から,ウクライナから6名程度の研究者をポストドクター等として招聘することにしました。来日がいつになるか未定ではありますが,できるだけ早く来日できるよう公募等の準備を進めているところです。しかし,来日がかなったとしても,渡航費用や金沢での生活をスタートするには経済的な側面からさまざまな困難が伴います。そこでわたしたちは,これらの方々の渡航費用や生活基盤形成のために募金を呼び掛けることにしました。また,ウクライナだけではなく,ミャンマーや新疆ウイグル自治区,アフガニスタンなど政変や紛争等によって,身の危険が生じたり,経済的困窮に陥ったりした留学生や教職員等に対する経済的な支援にも今後本募金を充てたいと思っています。今般のウクライナ情勢だけではなく,今後もさまざまな紛争や政変,自然災害などが生じる可能性があるからです。みなさまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

学長メッセージ:ウクライナからの研究者の受入れ 及び ウクライナ等の留学者・研究者支援のための基金の設置について

募金額 及び 口数の設定はありません。

 

申込方法

ウクライナ等海外緊急支援基金

URL https://kikin.adm.kanazawa-u.ac.jp/kikin/contents/formkojin.php?fund_id=15 をクリックし,申込フォームを入力してください。

 

使用目的

  • ウクライナ侵攻等の情勢不安により,教育研究の場を安全に確保できなくなった学生・教職員を受け入れるために必要な経費(渡航費・滞在費・住環境整備費等)
  • 同様の情勢不安により,帰国すると生命の危険にさらされる恐れのある本学留学生等に対する滞在費・雇用経費等
  • 自然災害その他,緊急対応が必要な事案に対する支援(海外旅費等)
     

呼びかけ人

和田隆志(学長)
大竹茂樹(理事・副学長)
森本章治(理事・副学長)
中村慎一(理事・副学長)
山岸雅子(理事・副学長)
大西啓介(理事・副学長)
志村 恵(副学長)

 

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