東北地方太平洋沖地震について

掲載日:2011-3-17
ニュース

このたび東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々に深い哀悼の意を捧げますとともに,被災されました多くの方々に対し,心よりお見舞い申し上げます。被害を受けられた皆さまの生活が,少しでも早く平常に復することをお祈りいたしております。

金沢大学の学生,教職員においても,この地震の影響を受けたと思います。現在は春期休業中であり,多くの学生は帰省中にあります。とくに被災地域に滞在していたと思われる学生との音信が途絶えている等の状況にあることを,深く憂慮しています。本学の学生,教職員の安否確認にも全力を挙げていますが,被災地域における金沢大学の学生等の生命身体の安全に関わる情報をお持ちの方には,本学にご一報いただければ幸いです。

今春に受験された皆さんの中には,被災により物心両面において辛い状況にある人も少なくないものと思います。金沢大学ではできる限りきめ細やかな対応に努めますので,気持ちを強く持ち,学業をあきらめることなく初志を貫いていただければと思います。

被災地域には金沢大学附属病院からも医師,看護師等が医療活動中ですが,救助に当たっている皆さま方の献身的な努力によって一人でも多くの命が救われることを願っております。

 

金沢大学長
中村 信一

 

 

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