10月4日,人間社会学域学校教育学類附属高等学校とグローバル人材育成推進機構SGH特区教育センターは第1回SGH研究大会・第24回高校教育研究協議会を開催し,学内外から関係者約230名が参加しました。
本大会は,本学附属高等学校が今年3月に文部科学省平成26年度「スーパーグローバルハイスクール(以下SGH)」の研究開発指定校となったことを受け開催したもので,山崎光悦学長のあいさつに続き,柴田正良理事(教育担当)らによるSGH事業の取り組みについての報告があり,その後の講演会では文部科学省初等中等教育局国際教育課の榎本剛課長が「SGHを通じて目指すこと」と題し講演しました。
また,これらに先立ち午前中には,本事業のひとつである「教科のSGH化(既設教科の内容と方法の改善)」の取り組みとして,実践授業を公開。SGHに関する公開授業は全国では本大会が初めてで,そのうち英語科授業「グローバル・ディスカッション」では,生徒らが本学外国人留学生とお互いの国の「年中行事」について英語で情報交換。口頭での英語運用力と,互いの国の文化・習慣を情報交換することをとおしてグローバルなものの見方を養うことを目的とした本事業を視察した参加者らは,公開授業が終わると熱心に質問し,本事業の取り組みについて理解を深めました。