8月23日から9月7日にかけて,本学と交流協定を締結しているカンボジア・アンコール遺跡整備公団でインターンシップを実施しました。5回目となる今回は人間社会学域から6名,理工学域から2名の計8名が参加し,また昨年度の参加者である人間社会学域の学生1名もチューターとして同行しました。
学生らは,公団の担当職員からアンコール世界遺産の歴史と現状(観光客の急増とそれにともなう環境汚染,地域住民との問題),カンボジアの環境政策などについて講義を受け,その後グループに分かれて実際に水資源管理などの公団の業務に従事。水利管理のための水門や周辺の植生調査やアンコール遺跡の地盤沈下の視察を行いました。
本インターンシップをとおし,学生らは世界遺産管理の重要性について理解を深め,海外の現場を経験できる充実した機会となりました。