人間社会研究域は,金沢市,輪島市の2会場で第1回金沢大学未来開拓研究公開シンポジウム-Features for the Future-を開催しました。
2月7日(土)北國新聞赤羽ホールで「交響する文化学~異文化接触と新文化創出のために~」をテーマに開催した金沢会場には,高校生や市民など約400名が参加しました。3件の研究報告とパネルディスカッションにより,ある国や地域で,いかにして異文化が受け入れられ,相互に響き合って普遍的文化価値が獲得されていくのかを解明しました。
また,日本の伝統文化である「太鼓」が海外で新文化として開花した実例として,シンガポール,サンフランシスコから招いた太鼓チームが,日本人に劣らぬパフォーマンスを披露しました。
翌8日(日)輪島市文化会館で「輝ける能登,未来に向けて」をテーマに開催したシンポジウムには,市民など約100名が参加しました。第1部では,本学が重点的に展開している能登半島復興事業の現状と課題について,3件の報告とパネルディスカッションが行われました。第2部の交流イベントでは,海外太鼓チームと地元輪島市の「御陣乗太鼓」「輪島・和太鼓 虎之介」が競演し,会場は力強い太鼓の響きに包まれました。