番組づくりにゼロから挑戦！金沢大生が切り取った「地域の魅力」

8月中旬から9月中旬までの1カ月間，先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは，NHK金沢放送局との連携事業として「金沢大生×NHK金沢 番組制作プロジェクト」を実施。「地域に根差したテレビ番組づくり」をテーマに，5名の参加学生が番組の企画から，取材・撮影，動画編集までの番組制作プロセスを体験しながら，自身のアイデアや思いを形にしました。

本プロジェクトでは，まず番組の企画を検討するワークショップを実施。各自のアイデアや実現したいことを共有した後，番組のテーマや方向性を議論した結果，「石川県の最北端の隠れた魅力に迫りたい」という意図から，珠洲市を舞台にした映像制作に取り組むことが決まりました。

取材先の珠洲市では，観光スポットや里山里海を巡り，映像の撮影と住民の方々へのインタビューを実施。奥能登の雄大な自然や特有の文化，温かな人柄に触れ，未来に受け継いでいくべき魅力を感じ取りました。その後，現地での体験や気付きを踏まえ，構成の検討から映像の編集まで挑戦し，一本の動画にまとめました。

9月17日には，NHK金沢のニュース番組「かがのとイブニング」において，今回学生が制作した動画と共に，本プロジェクトのドキュメンタリーが放映。石川県内の視聴者に向けて，学生の動画とメッセージが届けられました。

参加学生が制作した動画は， 9月24日から1カ月間，NHK金沢放送局のホームページに公開される予定です。なお，本プロジェクトは「Project: AERU」の連携教育事業の一つとして実施しています。