2月21日,珠洲市と金沢大学は共同記者説明会を都内で開催し,日本初の普通乗用車型の自律型自動運転自動車(高度有人運転支援システム搭載)を用いた市街地における社会的実証実験を本学と同市が連携し実施することを発表しました。
今回の実証実験は,本学と珠洲市が2007年から能登学舎を拠点とした「能登里山里海マイスター」育成プログラムなどの地域連携教育プログラムや,公共交通の在り方にかかる社会調査や審議会など,これまでに重ねてきた相互交流の実績により実現したもの。珠洲市内において,普通乗用車を用いて一般公道を自動走行することで,市街地環境をも走行可能な自律型自動運転知能を開発することを目的としており,将来の交通事故低減・高齢者等の移動支援に資する高度な運転支援システムの技術開発を促進させ,また,地方創生や超高齢化社会への対応の観点から,珠洲市を代表とする地域課題の将来的な解決に貢献することが期待されます。
実証実験は3月1日からスタートし,当日は珠洲市において実験開始記念式典,デモ走行,住民対象の体験試乗会などが行われます。
珠洲市と連携し日本初の市街地自動走行による実証実験に取り組む!
掲載日:2015-2-22
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