ファーストステッププログラム in 台湾(夏)

掲載日:2024-9-20

国⽴陽明交通⼤学

2024年度 短期・その他 アジア〈台湾〉

(期間:2024年8月8日~8月25日)

体験報告
<経済学類4年>

十分に時間が取れる、大学在学中に留学に行きたいという気持ちがあり、4年生の私はラストチャンスという思いでこのプログラムに参加しました。台湾を選んだ理由は、1年生の初習言語で中国語を履修し、もっと中国語を学びたいと思ったことと、ファーストステッププログラムであり、言語や海外に慣れない私にとって負担なく参加出来ると思ったからです。

実際参加してみて、中国語をより深く学ぶことが出来ましたし、たけのこクラブという日本語を学ぶ台湾の学生のサポートがあり、安心して留学生活を送ることが出来ました。本当に台湾のこのプログラムに参加して良かったと思いました。

台湾では、英語と中国語を学ぶことはもちろんのこと、台湾ツアーやたけのこクラブの学生、他大学(千葉大学、関西学院大学)の学生との交流の時間が多く取られており、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

台湾の大学では月曜から金曜まで午前英語、午後中国語を学びました。中国語の授業では、タピオカの頼み方など日常生活で使える文章を学び、現地で学んだ知識を実践することが出来ました。また、自分が話す中国語を現地の人が理解してくれた時とてもうれしく思い、中国語を学ぶモチベーションが上がりました。

台湾ツアーでは、タピオカや小籠包など台湾料理を食べたり、台北の繁華街を巡ったり、客家の文化を学ぶことができ、言語だけでなく、現地の食べ物や文化についても学ぶことが出来ました。また、ツアーではたけのこクラブの学生のサポートがあったため、電車の乗り換えや言語の問題、治安など安心して台湾を巡ることが出来ました。

たけのこクラブの学生や他大学との交流の時間が多く取られていたため、皆と仲を深め、充実した時間を過ごせました。他大学の学生と交流することでお互い協力し、刺激し合いながら、モチベーションを高く持って勉強に励むことが出来ました。また、たけのこクラブの学生と交流することで、大学の授業では学べない、リアルな台湾人の実態や文化について教えてもらうことが出来ました。

中国語を学びたい方や、初めての海外に不安を持つ方にとって、とてもおすすめのプログラムです。

<人文学類4年>

結論は、行ってよかった。
初めての留学のため、サポートのあるプログラムかつ比較的安いという理由で参加を希望した。

授業は午前中に英語、午後に中国語であった。どちらもレベル別に2クラスに分類されるが、中国語クラスに関しては「あなた」「わたし」「うれしい」「おいしい」程度の単語が分かった状態で参加した方がよいと思われる。留学期間は2週間半ほどであったが、語学力は向上した。

また、現地の日本語クラブの学生との交流時間が設けられている。非常に流暢な日本語で交流をしてくださったため、心配事は特になく、むしろ海外の友人をもちたい人にとってはとても良い機会だろう。2週間半のうち、完全な休息日は1日か2日程度だった。どう過ごすかは個々人が決めればよいが、同プログラムへは日本の他大学の学生も参加していたり、先述の通り現地の学生との関わりもあったりするため、外出の機会は断らない限りほぼ毎日うまれる。

また、ゲストハウスは想像以上に日本のビジネスホテル的な感じで、清潔な場所であった。台湾の衛生面についても渡航前に様々な不安があったが、思ったよりトイレットペーパーの常備されているお手洗いも多かったため、そこまで覚悟して行く必要はない。

<国際学類2年>

今回の留学では様々な人と交流し、休日や放課後に各地を訪ね、様々な台湾文化に触れました。陽明交通大学の学生だけではなく、他の参加校であった千葉大学と関西学院大学の生徒、現地の先生たちなどいろいろな人との交流がありました。普段関わることのないような人たちと知り合うことができてとても楽しかったです。活動の一つの中に含まれていた苗栗ツアーで客家擂茶という深い歴史を持つお茶をつくる体験をしました。お店でよく販売されているような茶葉からお茶を飲むのではなく、豆や穀物をすりつぶす過程からつくり始めるというとても貴重な経験になりました。

<法学類1年>

このプログラムを通して一番良かった点は、台湾について学んで視野が広がったこと、そして、中国語の勉強に対するモチベーションが大きくアップしたことです。留学に行く前は海外の人が言うほど日本のよさがわからなかったけれど、留学に行ってみると台湾の良さも知ると同時に台湾にはない日本の良さがあると気づき、日本で当たり前だと思っていたことは実は当たり前ではなかったんだと気づかされました。そして、たけのこクラブの人たちと友達になって、彼らの語学力の高さにとても驚きました。彼らは日本語も英語も流ちょうに話していたので、私はもっと語学に力を入れないといけないと思いました。留学に行った日本人の中に一年生は少なかったけれど、一年生だからこそ早いうちから留学で刺激を受けることで今後のモチベーションになるのでいいと思います。また、授業がない日に故宮博物院や夜市などに行けるうえに、たけのこクラブの方々のおかげで言語の心配はほとんどなく、アジア圏なのでハードルが高くないという点で、初めて留学する人にはとてもおすすめのプログラムだと思います。

<総合教育部1年>

中国語の勉強を主な目的として参加したこのプログラムだったが、この目的はもちろんのこと、さまざまな経験をすることができた。たとえば、現地学生との交流は大変有意義なものであった。お互いの文化や言語について、日本語、中国語、英語を交えながら授業の内外で討論しあうのは、興味深い経験であるだけでなく、深い学びにつながるものだった。私は学類1年生で、まだ学問の世界の入り口に立ったばかりだが、この時期にこのような経験ができたのは私の大学生活に多いに役立つだろう。

外側から知識を取り入れるだけでなく、自分を見つめなおすことができたのもよい経験であった。私はこのプログラムに参加する前、自分は引っ込み思案な性格だと思っていたのだが、人々と交流し、さまざまなアクティビティを行う機会をもったことで、興味をもったことにはとりあえずに首を突っ込んでみるという、今まで知らない自分を知ることができたとかんじている。

いま、私には二つの目標がある。一つは、中国語が広く使われている環境に身を置いて二週間みっちりと中国語を学んだ経験を活かし、中国語の勉強を続け、より中国語のスキルをのばしていくことだ。1年生のうちに中国語の検定試験にも挑戦したいと思っている。二つ目は、国際交流に積極的になることだ。閉じられた環境にいてはわからないことがたくさんある。開かれた環境に身を置き、多くの知識を吸収したい。

<地域創造学類2年>

私は今回18日間の短期留学プログラムに参加しました。大学在学中に一度は留学してみたいという思いがあり、初習言語として履修していた中国語をさらに学びたいと思ったので2年生の夏に台湾に行くことを決めました。

私が選んだプログラムでは2週間の授業スケジュールで午前に英語、午後に中国語の二言語を学ぶことができました。留学は私が思い描いていたものと良い意味で違っており、短期間でも多くの経験と学びを得られると感じました。中国語に関しては授業外でも日常的に使うため(特にお店で注文する時)、授業で習った文法や現地の大学生に教えてもらった言葉を試してみる良い機会となり身につくスピードが速かったです。日本の授業とは違って特定の教科書がなく、文法や単語は会話をしながら理解し、アウトプットしていくという形だったので日本で勉強したときより「わかる!使える!」という実感が強かったです。授業の最終日にはプレゼンテーションやライティングとスピーキングのテストがあり、今まで学んだことをすべて発揮して挑むことが出来ました。

授業以外では、現地大学の日本語を学んでいるサークルの皆さんと交流する機会が多く、放課後に一緒にご飯を食べたり休日に遠くに遊びに連れて行ってもらったりしてとても充実した時間を過ごすことが出来ました。留学中に同時進行で個人の調査課題を進めていた関係もあり、積極的に現地の方と話すことができ、多くの発見と新たな学びを得ることが出来ました。

この留学プログラムに携わっている方のサポートが手厚く、休日に観光ツアーを組んでくださり、多くの場所に行って様々な体験が出来たことはとても貴重な思い出になったと思います。夜市に行って台湾の美味しい食べ物を食べたり、有名な建物に訪れたり客家擂茶体験をしたりして台湾の魅力を存分に味わえたとても濃い18日間でした。

留学する前は言語の面で多くの不安がありましたが、「意外となんとかなる!」ということを伝えたいです。留学に行ってみたいという気持ちがあれば誰でも挑戦してみるべきだと私は思います。ファーストステッププログラムは初めて海外に行く人にも気軽に挑戦できる留学プログラムなのでおすすめです!

持って行くとよいもの!

洗濯ロープ、ハンガー・クリップ類、洗剤、大き目エコバック(スーツケースに入りきらなかったお土産類を入れる)、ポケットwifi、モバイルバッテリー、薬(胃腸薬、虫刺され、風邪薬など)、扇子、帽子、折り畳み傘(日傘)、汗拭きシート、日焼け止め、携帯用トイレットペーパー、爪切り、ファブリーズ、紙皿、スプーン、フォーク、割りばし、日本食(みそ汁など)、チャックが閉まるタイプのポーチまたは肩掛けカバン、スリッパ、現金(円)、クレジットカード

参考までに不要だったもの:ボディソープ、ドライヤー(備え付けがあったため)

研修費以外にいくら必要?

・6ー7万(現金)

・食費や交通費、お土産代を含め現金で3万円 クレジットカードで1万円くらい

・5万円ほどあればじゅうぶんだと感じた

・現金50,000(多めの方が良かった)、クレジット必須

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