5月18日,医学部十全講堂において,本学主催で第10回北陸地域アイソトープ研究フォーラムを開催しました。
本フォーラムは,アイソトープ研究・教育・安全管理に携わる,北陸地域の大学・自治体・民間企業の研究者・学生・技術者らに,幅広い視点から理解を深めてもらい,地域における科学技術・学術研究の円滑かつ安全な推進及び産業の振興に資することを目的としたものです。
フォーラムでは,岡山大学大学院保健学研究科の山岡聖典教授が「低線量放射線の健康への影響と医療・健康増進への応用の可能性」と題して特別講演を行いました。
参加者は300名を超え,講演後も活発に質疑応答が行われました。低放射線量による免疫能力の高進に伴う疾病への抵抗力や寿命の延伸などの,「放射線ホルミシス」と呼ばれる有益な効果について理解を深める絶好の機会となりました。
第10回北陸地域アイソトープ研究フォーラムを開催
掲載日:2011-5-23
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