学際科学実験センター遺伝子研究施設・西山智明助教らのグループ 米国科学雑誌『Science』に論文掲載

掲載日:2011-5-6
ニュース

学際科学実験センター遺伝子研究施設の西山智明助教,基礎生物学研究所の長谷部光泰教授らの研究グループは,国内5大学および国外9ヵ国による国際共同研究チームと共同で,シダ植物の一種であるイヌカタヒバのゲノム解読に初めて成功し,その成果が5月5日(米国東部時間)に米国科学雑誌『Science』のオンライン速報版に掲載されました。シダ植物とコケ植物,被子植物のゲノムを比較解析した結果,陸上植物が共通に持つ遺伝子などが明らかになりました。
今後,シダ植物やコケ植物特有の有用な性質を産み出す遺伝子を見つけ出し,作物などの改良に利用することで,製薬やバイオマス生産を含む農林業への応用が期待されます。

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